第4章 わたしの日常
米花町には「AOBA」という少しひっそりとした佇まいの本屋さんがある。そこはミステリー小説が充実している行きつけの本屋さんだ。
店主は放浪癖がある40代くらいの言わゆるイケおじだ。
そんな店主にある日こんなことを言われた。
店主「すまねぇ嬢ちゃん。1つお願いがあるんだ。」
『……?何でしょう。』
店主「実は今度知り合いのツテで世界一周旅行に行くことになって、暫く店を開けれないんだが店番頼まれてくれないか?」
『…つまり働いてほしいと。』
店主「あぁ。急ですまないな。良いか?」
『…まぁ良いですよ。アルバイト代それなりにくれるなら。』
店主「心配いらねぇ。ちゃんと振り込んどくから!それに気になった本とかがあったら持ってって良いぞ。」
『え、良いんですか?俄然やる気出ました!』
店主「てなわけで、俺来週から居なくなるからよろしくな!」
『え、、来週!?』
……という訳で本屋さんのバイト始めることになりました。