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【黒子のバスケ】キセキと私。

第6章 海常高校




そして試合はまだまだ続いた。

途中でテツヤが怪我をして血が出たり、私がそれでも試合に出るというテツヤを全力で止めようとしたり・・・

たくさんのことがあった。


****


そして、この試合は火神君のダンクで誠凛の勝利に終わった。


『・・・お疲れ様。テツヤ、大丈夫?』


黒子「はい。すみません、心配かけてしまって・・・。」


『そーだよ。もう心配かけるよーなことしないで、絶対。』

そういえば、はい。としっかり頷いてくれた。



そして、体育館を去っていく涼太の後姿が見えた。

・・・・・


『リコ先輩。』



****



『りょーた!』


黄瀬「っ!?」


いつものような泣き顔ではなく、本当に悔しくて涙を流していた。


『・・・ごめん。今なんて声をかけるのが一番なのか正直わかんない。』


でもね、これだけはわかる。


『安心した。』


黄瀬「え・・・。それってどーいう?」


私は中学時代の、

”キセキの世代”と一緒にバスケをしていたときを思い出して、語りかけた。




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