第1章 出会い
『あちゃー遅かったかな。』
まずはクラス発表の紙を見に行かなくてはならない。
すごい人だ、全く自分の名前を見つけれない。
よしっ!と頑張って入ろうとしたものの、なかなか前に進めない。
『うわっ!』ドンっ
?「あぁ?」
後ろから押されて、前の人にぶつかってしまった。
『あ、すみま・・せ・・・ん』
謝りながら、ぶつかってしまった人の顔を見ようと見上げた。
?「ちっ、だから人ごみは嫌なんだよ。」
『・・・・・・・・』
?「あぁ?なんだよ・・・。」
ビックリした。
私のぶつかった彼は、すごく背が高くて、多分・・・
バスケが好きな人。