第3章 バスケ部見学
火神くんに抱えられたまま着いたのは、なつかしいにおいのする体育館。
火神「・・・ほらよ。」
やっと地に足が着いた。
『はぁ、ほんと強引すぎる。』
黒子「全くです。」ヒョイッ
火神「『うわっ!!』」
いきなり現れたのはテツヤ。
気づかなかった・・・
黒子「火神くん。こういうやり方は好みませんが、僕もさんに見ていてほしいです。」
『あ・・・・。』
でも、私は・・・・もうやめるって決めて、
皆にもひどいことして、”あの人”にだって・・・・。
黒子「・・・皆さんも待ってます。さんがバスケをまた好きになることを。」
本当に・・・・?
?「もう君にはバスケはないんだよ。」
そう、私には・・・・・・
?「でも、俺は君を必要としている。
・・・は、俺のものだ。」
火神「・・?おいっ!」
黒子「さん・・・。」
あの時のことが頭をぐるぐると回っている。
吐きそうになる。