第10章 永遠に共に
『ん、ふぁ・・・謙信さま・・・・・ああっ!』
謙信は宣言道理に葉月を寝かさず啼かせていた
『あああっ!・・・・・・もぅ、むりぃ・・・・・』
「まだだ」
もはや達したのが何度目かも分からない
ビクビクと痙攣してもなを謙信をきつく締め付ける
顎を持ち上げ謙信は口づける
唇を割って入り込んできた舌が
歯列をなぞり舌を絡めた
激しい口づけで痺れるような感覚に
縋るように謙信の広い背中へ腕を回した
漸く唇が離れていく頃には葉月は息も絶え絶えになり
はあはあと荒い呼吸を繰り返した
「どうだ葉月
少しは俺の事が分かったか?」
『んっ!・・・・わ、かった・・・から・・・・・』
「そうか」
満足そうに微笑む謙信を見て
やっとこの快楽地獄から抜け出せると
ほっとして全身の力が抜けた
「では・・・・」
『?なん、ですか?』
「次は俺の番だ」
謙信の言葉を聞き体がビクッと震えた
『わ、わたし耳可笑しいのかな?』
「何故だ?」
『だ、だって今・・・次はって・・・・』
「俺が葉月に教えてやったからな
次は葉月が俺に教える番だ」
愉しそうに笑う謙信に葉月は頬をひきつらせた
『無理無理無理っ!!』
「言ったはずだ
今夜は寝かすつもりはない、とな」
『んーっ!!』
にやりと笑い噛みつくように口付け愛撫を再開させた
さんざん啼かされた葉月が
漸く眠りにつくことができたのは
城の皆が活動を始める朝日が顔を出したころだった