Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第7章 ホームズと、ワトソン?【工藤新一】
触れた所から、ドクドクと速い鼓動が伝わってくる。というか、初めて触れた男の人の肌に・・・もっと触れてみたいけど、どうしたらいいのか戸惑ってしまう。
そろそろと手を伸ばして、いつも先輩が私にするように、首元を撫でて首の後ろに手を掛けてみる。
フッと笑われた気がして。
再び覆い被さってきた先輩に、胸の先を口に含まれた。
濡れた舌に先端を弄られて、身体の中に火が灯ったようにジワジワと熱くなってくる。
自分で触れたときは、こんな風にはならないのに。
「っん!・・・ぁ・・・っ」
「・・・すぐ硬くなるんだな」
「ゃ・・・っ」
恥ずかしすぎて咄嗟に先輩の身体を押し返そうとした。でも思った以上にその身体はビクともしなくて。
自分よりも大きくて力強くて・・・やっぱり男の人なんだと意識せざるを得ない。
反対の乳首も指で擦られて、そちらも意志とは関係なくすぐに硬くなって上を向く。
「気持ちよくねーか?」
「・・・いい・・・けど、っ、ぁ」
「ならジタバタすんな、大人しく良くなっとけ」
「ぅ・・・は、い・・・でもっ、ぁあっ、あぁ・・・せんぱ、」
「そーいう声・・・もっと聞きたい・・・すげぇ興奮する」
・・・そんなこと言われたら余計に声なんて出しにくいのに。
しかも、いつもの先輩と何か違う。熱っぽくて少し苦しそうな顔に、息が詰まりそうになる。
「ふぁっ・・・ぁ、んっ」
「・・・」
もぞもぞと、先輩の手のひらが骨盤やお腹の辺りを撫で出し、腿まで降りていく。その手は内腿を膝から中心へと向かい、一番恥ずかしい所を下着の上から押さえてくる・・・
腰の奥の方が疼くような感じがして。
「ココ、熱いな・・・脱がすぞ」
「あ、まっ、て・・・え、やっ」
スルスルと下着も脱がされてしまい。脚を開かれそうになるのを必死で阻止する。
「力入れすぎ」
「え、でも・・・見ないで、ください」
「見なきゃ触れねぇだろ」
「ぇぇぇ・・・」
「今日は俺の好きにしていいんだろ?」
「・・・ぅ、ひゃっ!」
膝の頭にキスをされて。ペロリと内側を舐められる。
くすぐったくて変な声が出てしまった。
そしてついに脚は開かれてしまい。
マジマジとソコを見られ、あまりの恥ずかしさに・・・そんなことしても何も意味がないのだけれど自分の顔を手で覆う。