Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第38章 Top priority -最優先事項-【降谷零】
綺麗に整えられていたセットを解いたことによって乱れたように見える髪、はだけた浴衣…その下の肌がいつもよりうっすら赤らんでいるのは久しぶりに飲んだ酒のせいだろうか……そんなの姿を見ているだけで下半身はしっかり反応し、下着の中で既に張り詰めている。
柔らかい乳房を一頻り愉しんで、キュッと胸の先を摘めばが肩をすぼめて高い声を上げる。
「っああ!…ねえ…もっとやさしく…」
「そうか?いつもこうすると悦ぶクセに…」
「そ、んな……あっ!…」
生憎優しく加減できないくらいに今の自分は冷静さを欠いている。夕方彼女を車に乗せた時から(いや、もっと前からかもしれないが)を抱きたくて堪らなかった…
ようやくありついた今日一番の御馳走が今僕の下で震えている。
いつだっては魅力的だけど、今日は格別だ…綺麗に髪をセットした浴衣姿は目を見張る程可愛いかった。そしてそれを自分の手で乱していくことに、いつになく興奮している自分自身を自覚する…
ふるりと揺れる乳房に吸い寄せられるように近付き、中心で赤く膨れている突起を口に含む。思いのままに吸って、舌を這わせしっかりとした硬さを確かめて…舌先で先端を弄る。
「あぁ…っあ、ぁ…」
「…今日はたっぷり時間はあるんだ…覚悟しろよ…」
「っえ……あ、ぁ…あぁ、ぁっ」
明日は僕もも休みだ。今夜は時間のことは何一つ考えなくてもいい。思う存分楽しみたい。
だんだんと甘くなってきたの声に、行為に及ぶ“了承”を得られたんだと勝手に解釈する。
両方の乳房を掴み、それぞれ膨れた先を指と舌とで可愛がる。
「ぅあぁぁ……れ、い……っあぁ…」
「気持ちいいだろ?」
「うんっ…ああぁ…いっしょに、しちゃ…やっ……あぁっ!」
「ああ……一緒だと…良すぎるから?」
「あっ…あぁ…そ、う…ダメ、なのっ…ぁ、ああ…」
の上半身は反り、腰が小さく揺れ出した。可愛くて堪らない……いつの間にか硬さも充分に増した自身の欲望を、下着越しに彼女の太腿へ擦り付ける。
気付いたは一瞬困ったような顔をしたものの、僅かに膝を立てて応えてくる。更に強く欲望を押し付けていれば、次第にその先は潤んできた。