第34章 蜜月旅行のその後は【赤井秀一】

一度口から離せば、もうかなりの大きさになっていたソレ。唾液やらでたっぷり濡れてて…見てるだけでもすっごく悩ましい。

なんとなくソレを見つめていたら、身体がふわっと持ち上がる。


「っ！わ！」

「暴れるな……これはもう要らんな」

「…っあ……」


再び秀一さんの膝の上、下着も脱がされ、彼の脚を跨いでソファに膝立ちにさせられた。

咄嗟に彼の肩に手を置けばまた乳房に食らいつかれ、腰とお尻をさわさわと撫でられる。

後ろの方から指先が秘部へ滑り込んでくれば……

とろりとした蜜を介して粘膜に触れられる感触、小さく立つ水音、意地悪そうに笑う秀一さん……自分のソコがどうなってるかなんて、言われなくても明らかだ。


「ぁっ…ん……」

「もう随分だな……」

「……秀一さんの、そこで擦ったら…中に挿れなくても二人とも気持ちいいでしょ…？」

「…成程な……だが指を入れるくらいはいいんだろう？」

「たぶん…激しくしなければ……？」


蜜をたっぷり纏った指先が溝を撫でて…ゆっくりナカへ入ってくると、久しぶりの侵入者にソコは悦んで秀一さんの指をキュウキュウと締め付ける……


「っん……ぁあ…っ」

「指が飲み込まれそうだな…」

「ぁ、あぁ……」


前の方から差し込まれた指に秘芽まで弄られたら……脚がガクガクして体勢を保っていられない。秀一さんに抱きついて、なんとか堪える。


「あぁぁっ！…やっ！あ、ああぁ…」

「…やはり俺はが喘いでいる方が興奮するようだ」

「っあぁ…あ、しゅ、いちさ…っ！あぁ…も、ぅ…ぁっ」


これは久しぶりだからなのか。物凄い速さで絶頂がすぐそこまで迫ってきた。震えながら秀一さんにしがみつく……あと、少し……


「ああぁ、だめ…あっ！あぁっ！ああぁ……いっ……ぁ……っぇ……」


……なのに、既の所で秀一さんの指は止まってしまう。指も抜かれてしまい。

呆然としてるとまた身体が持ち上がり、ぐるりと視界が回った。