Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第30章 ときめきを貴方と【沖矢昴】
中途半端に服を着たままの自分とさん…今になって全てを脱ぎ、脱がして、浴室へ移った。汗やら体液でベタつく身体を流す為だ。
まだ少しフラついている彼女の身体にシャワーでお湯を掛けていけば、さんは気持ちよさそうに目を細める。
でも乳房に手をかけた途端その身体は小さく強ばり。指先で突起を擦れば可愛い声が上がる。
「んっ…もう…昂さん…」
「本当に…可愛いです、さんは…」
「やっ…そんな、に…したら…だめ、です…」
「何がいけないんでしょう…可愛い恋人が目の前に裸でいるんです…触れたくなるのは当然です」
「っぁ…さっき…したばっかり、なのに…っ」
「先程のアレだけでは全く足りません…今日はとことん貴女を可愛がりますよ…」
「っ…ひゃぁっ!あ、あぁ…」
耳元に声を落としながら、更にさんの身体を洗っていく。
先程、今日は散々さんを可愛がろうと決めた矢先に彼女から予想外の襲撃に遭い(それはそれで悪くはなかったが)こちらとしてはまたまだ不完全燃焼気味。
もっとたっぷり弄り倒して、限界までヨガらせて…とにかくアレだけで終わらせるつもり等更々無いのだ。
さんの秘部へ指を滑り込ませれば未だトロトロとしているソコ。お湯を掛けてもその蜜は完全には拭い切れない。
綺麗で、素直で…いつも自分を包み込んでくれる愛おしいソコ。
いつの間にか“洗う”と言うよりも“弄る”ように指が動き出し、彼女の身体は震え出した。シャワーも一旦定位置に戻す。
「あっ、あぁ…だ、め…ぁああ…」
「止まりませんね…どんどん溢れてくる…」
「っぁあ…あぁっ…ぁ、あっ…」
湯気で満たされた浴室内に、さんの高く喘ぐ声がよく響いて……一旦は落ち着いていた自身の欲望も再び反応し出し、硬さを取り戻していく…
さんは背中を壁につけて、「立ってられない」と肩にしがみついてくる。痛みを感じる程強く握られても、今はそれも彼女を愛しいと思う要素のひとつにしかならない。
膨れ切っている秘芽を優しく撫で回す。あと少しで彼女は達するだろう。
あのゲームの中の男には、彼女に絶頂を見せることは出来るのか?
…絶対に無いだろう。
さんを昇り詰めさせられるのは、僕だけだ……