Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第30章 ときめきを貴方と【沖矢昴】
「さん…」
「ん…は、い…っ」
名前を呼ばれて顔を上げれば直ぐに唇が重なり、ねっとりと舌が絡め取られた。
両手で腰を強く引き寄せられれば、更に奥深くまで昴さんが入り込んできて…ギュッと目を瞑って、痺れるような快感を全身で受け止める。
「ぁああっ!ぁ…っん」
「ちゃんと、コッチを見てください…?」
「ふ、ぁ…ぁ…ん…」
ごく近い距離で見つめ合えば、穏やかに昂さんの目が細められる…その表情から、彼が、私を思ってくれてるのがありありと見て取れた。
そうだ、言葉に出さなくてもちゃんと伝わってくるのだ……
“私も貴方が好き”と、伝えるように、唇を合わせる。
トクトクと速いテンポで鳴り続けている鼓動も伝わってしまってるだろうか……
自然とナカが締まって彼の熱を締め付けたのが分かって…お腹の奥が甘く疼き、腰が勝手に揺れ動く。
「あ、あぁ…っ、すばるさん……すき…」
「ええ…分かっていますよ…僕も同じですから…」
「あぁぁ…っあ、あぁ……きもち…ぃ…」
「っ…、さん……」
グチュ、グチュ、と卑猥な音が部屋に響く。奥の好きなトコロに届くと、すっごく気持ちいい……
だけど昴さんが下から突き上げてくる衝撃は全く別物だ。突然再奥に強く押し込まれて、意識が飛びそうになる……!
「ああぁっ!あっ!す、ばるさ…ん!ぁああ…」
「ああ……コッチの方が…よく、締まりますね…っ…」
「だめっ!あっ、ああぁっ!あぁ…」
「とても駄目そうには…見えません、が…」
腰は昴さんに捕まえられてて彼の好きなように揺さぶられ、ひたすら最奥に熱をぶつけられる。
立て続けにそれをされるとあっという間に限界が迫ってくる…頭の中身がそれだけでいっぱいで何も考えられなくて……
ナカが収縮を始めて、昂さんのカタチを更にハッキリと感じて…もう我慢できない…
「や、あぁっ、も、っぁああ…い、く……いっ、ちゃう…あ、ああぁ…」
「ええ…一緒に…イきましょう……」
「ああぁ、ああっ!っああ…っ、す、ばる…さ、ん…!あ、あぁっ!!!」
「っ、、さん……っ」
身体を物凄い力で抱き締められて。
一番奥に押し付けられたまま、熱い飛沫が何度も放たれる……
「あっ!…あっ、ああぁ……」
「全く貴女は……本当に……」