Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第29章 寄せは俗手で【羽田秀吉】
もう出ていっちゃいそうなくらいギリギリまで引き抜かれて、入口付近で前後に動かされると、切ないのと気持ちいいのとが入り混じって、気がどうにかなりそう…
秀吉はそれを見てどうも愉しんでるみたいだし……彼の口元は弧を描いてる。
「ぅあぁぁっ、あぁ…ああぁ……っ」
「…っ、かわいい……」
「やっ、あ…あぁぁ……あぁっ」
「たくさん、意地悪したくなるね…」
「や、だ…っぁああ!」
前触れもなく深くまで挿入されて、身体がのけ反る。そのままゆるゆる動き出した秀吉の腰はどんどん速くなって…腰を強く打ち付けるような抽挿へ変わっていく。
「あっあぁ…ああぁっ、しゅう…き、ち…っあ!」
「っあー…いい……なんで、こんなに…っ、キモチイイんだろうね……」
「んあっ…し、らな…ぃょ……あぁっ!ああぁ…」
グチュ、グチャ、と下から聞こえる恥ずかしい音がいよいよ酷くなってきた。かなり濡れてる…のかもしれない。
まあ…いい所をいっぱい擦られて、すっごく気持ちいいのはたしかだもん……
「あ、あぁ…きもち…ぃ、ああっあぁ…」
「っ、じゃあ……ココは…?の、一番奥……ッ」
「んぁああっ!」
最奥をズンッと突かれて、秀吉の動きが止まる。
全て満たされたと思ったのも束の間、腰を掴まれて一番奥へグリグリ押し込まれて、目の前がふっと眩んだ。衝撃が過ぎる…でも…コレもめちゃくちゃ気持ちいい。
「あっ!ああぁ!あっ、す、ごい…っ!あ、あぁ…」
「あー……イイね……っ」
「ああ!そ、れ…ダメ!ああっ!ああぁ…!」
「ダメかな?…さっきより…好さそう、なのに…っ」
「あぁっあ、ああぁ…やっ…コレ、へん!おかしく、なる…っ」
「っ、ああ……なれば、いいじゃん…全部、見せてよ……」
冗談じゃなく本当に気が狂いそう。でも一向に秀吉は止まってはくれない。むしろ更に奥を執拗に抉ってくる……
こんなにすごいのは、知らない。
ただ、さっきとは比べ物にならない大きな波がジリジリと近付いてきてるのは分かる…身体中が強ばってきて変な震えが止まらない。