第20章 飛び越えた先に【松田陣平】

欲望の先を擦り付けながら、再び乳首を口に含み、舌で転がし。埋めた指で悦いトコロを探っていく。

の腰がユラユラと浮いては沈み、意識はしてねんだろうが、もっちりした腿に俺自身も刺激されて中々気持ちがいい……


「っあぁ……あっあ、あぁっ！」

「あー……ココか」

「やっ、あぁっ！あぁ……んっ、きもち、い……」

「だろーな……」

「あぁ……陣平の、も……おっきくなってる……」

「おい……ちょ、っと待て……」


おいおい……が俺の欲望に手を伸ばしてきた。撫でるように触れてきたと思えば、先を柔らかく握ってくる……コレはコレでいいんだが……一旦腰を引き、離れた。

完全に重力に逆らい反り返り、先から露を溢す自分自身に情けなくなってくる。

あのまま弄られたらもう後先考えず突っ込んでしまいそうで……それは何故か避けたかった。なんでかは、分かんねーが。


「なんでー……陣平……」

「気持ちよくして欲しいんじゃねーのか？」

「……そうだけど」

「なら今は大人しく、悦くなっとけ」


の脚を開いて間に身体を入れる。中心で蜜を溢すソコに吸い寄せられるように近付き、溢れた蜜を舌で舐め取る。それでも溢れてくるもんは、啜って、また舐める。

立ち込める甘い蜜の香りで頭が溶けちまいそうだ……


は俺の顔面にソコを擦り付けるように腰を揺らしてくる。その動きのエロいこと。


だが俺の鼻の頭がコイツの突起に触れた瞬間、ヒクりと明らかにソコは反応し。突起を剥き出しにして息を吹き掛けてやれば、直には触れてもないのには泣きそうな声を発する。


「あ、あぁ……じんぺ、い、触っ、て……ソコ、きもちいの……」

「ココか……？」


赤く膨れた突起に、ほんの一瞬、軽く口付けて吸い上げる。


「あぁっ！……やっ……もっと……」

「もっと？」

「ん……おねがい、っ……はやく……ぅ」


秘部をヒクつかせ、涙目で懇願してくるは、すげー……可愛い。予想の遥か上、めちゃくちゃイイ。

こんな風に強請られたら、そりゃー、誠心誠意、応えてやりたい。


もう一度突起に口付けて、今度は何度もソコを吸って、啄む。泥濘から舌で蜜を掬って、また突起に触れればは身体を震わせて悦ぶ。