Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第20章 飛び越えた先に【松田陣平】
力の抜けたの身体を掻き抱いて、そのままベッドに乗り上げる。
仰向けに寝かせたを上から見下ろすと……何故だかとても気分がいい。
「陣平……」
「……どうした」
虚ろな目で、甘ったるい声で、名前を呼ばれるだけで、益々腰が疼く。コイツの豹変ぶりには驚かされてばっかだ。
俺に向かって手を伸ばしてくるから少し屈んでやると、頭の後ろに腕が回され引き寄せられる。
濡れて光る唇に今度はいくらか優しくキスをして、服の上から身体を撫でていけば、は焦れったそうに身体を捩らせ始めた。
「……なんか……陣平じゃないみたい」
「そりゃコッチのセリフだ、バカ」
「……私、変?」
声色から雰囲気から、違いすぎる。その全てに狂わされそうになる。
「別に。何もヘンじゃねえ、イイ女だ、は……」
「……っん……」
指で耳をくすぐってみると、キュッとの肩が縮こまる。唇を寄せて啄んで、舌を這わせれば、満足そうな吐息が漏れてくる。
「耳いじられんの好きか?」
「……ゾクゾクってする……っあ……」
「ハギにもされた?」
「っ……ハギのことは……今は、言わないで……」
「……そーかよ。さっきまでとはえらい違いだな」
「だって今は……陣平のことしか、考えたくない……」
「……悪くねーな」
耳の端に歯を立てて噛みつく。一瞬ビクッとした後、フニャリとダラけていくのがおもしれぇ。
逆の耳もたっぷり弄り倒した頃にははもう見ただけで分かる位蕩けた顔をしてて。ニヤりと笑っちまいそうになる。
服を捲り上げれば、白い腹と下着に包まれた胸……思わず胸に手が伸びる。柔らけぇ。そのまま背中の留め具を外して上へズラすと形も見事な二つの膨らみが現れた。
白い丸の真ん中には既にぷっくり膨れた美味そうな乳首。
マジでいい。そりゃたまには巨乳もいいが、本来これくらいが一番いい。
「もうココ勃ってんの……」
「うそ……」
「ほら、そーだろ?」
「あ……あ、あぁ……」
指先で先端をそっと擦る。震えるような高い声を上げるを……可愛いと感じる。
ヤバい。大丈夫だろーか、コレ。