Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第17章 ふたりの蜜月*後編【赤井秀一】
しかし今夜のはいつになくよく濡れている。繋がっている所は既にグチャグチャ、俺の下腹部までベットリ濡れてきた。
やはり、時間をかけて愛撫した方がより良い具合にはなる……
そんな事を考えながら彼女の奥を緩く突いていた。
(何か考え事でもしていないと欲のままに突っ走ってしまいそうだからだ)
彼女の脚を更に広げ、最奥を強く突けるように腰を持ち上げる。そのままグリグリと奥を抉れば、は背中をしならせギュウギュウ俺を締め付けてくる。
「ああぁ……きもち、い……あっあ、あぁ……」
「ああ……俺も、だ……っ」
いつだってそうだが、今夜は格段に気持ちが良い。も……おそらくそうなんじゃないか、と思う。いつも以上に潤いヌルヌルした壁が、俺を離さんと吸い付いてくる。
目を閉じ上を向き、息を吐き。また鼻から深く吸えば、潮のような香りがして、ここは旅先だった事をふと思い出す。
数回奥を強く突き上げ、一度引き抜く。
息を荒げるを抱き起こし、大きな窓の方を向かせて座らせ。彼女の後ろに回り込む。窓の外は夜の海と空だ。
の腰を持ち上げようとすると、彼女も分かっているのか、いとも簡単に身体が浮いて、形の良い尻が俺の中心に降りてくる。
再び局部同士が触れ合い、何の躊躇いも無しにまた深く繋がる。の身体を揺らすようにして、悦い所に届くように突いてやる。
「っあぁ……すご、い……あ、あぁ……」
「見えるか……?空に、星が出ている」
「っ……あ、わ、かんなあ……あぁっ!」
これぞ満天の星空、と言うんだろうか。都会で見慣れているのとは桁違いの数の星が空に煌めいている。
昼間同様、外の景色を見せて彼女を辱しめてやろうかと謀ったんだが……良くも悪くもはそれ所では無いようだ。
「これは……綺麗だな……」
「んっ、あぁっ!な、んか……今日、すご、い……あ、あぁ……」
決して抽挿を激しくしている訳では無い。しかしの身体は絶頂間近のような動きをし出した。たまにビクビクと震え、背中は限界まで反っている。