Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第17章 ふたりの蜜月*後編【赤井秀一】
の弱い所ばかりを攻め出して暫く……彼女の身体が痙攣するように震え始め、絶頂が近い事を知らせてきた。
「あ!も、だ、め……あっあぁ、あ……い、きそ……っあ……」
彼女の口からも限界を告げる言葉が辛うじて出てきた。そのまま外と中から同時に刺激を与え続ければ、終わりはあっという間だ。
「あぁっ!あ、あぁ、ああぁ……い、く……あぁっ!!!」
強烈にナカが締まり、蠢く。
普段なら、一旦ここで愛撫を止めるのが定石だが。
どうやら今夜の俺は相当に意地が悪いようだ。最大まで膨れたと思われる突起に再び吸い付き、チロチロと舌で弱い刺激を再開させた。
「や!だめ!あ!ああぁ……や、あっ!あぁっ」
ある程度嫌がられるのは想定内。逃げようとするの腰をしっかりホールドし、更に攻め立てる。
自分の下半身は、とっくに硬くなり重力に逆らってはいるが……まだ余裕はある。
狂ったような声を上げ、上半身をバタつかせ暴れるの姿に、どうしようもなく興奮を覚えてしまう……やはり俺は意地が悪いんだろう。
「あぁっ!しゅ、いちさ!あぁっ!やっ!あぁっ!」
「嫌じゃ、無いだろう……気持ちいいんだろう?」
「や、っ、いい、けど……っ!あ、あぁ、へん、にな、ちゃう、っああぁっ!」
「そんなもの、何度も見ている……変じゃないから気にするな」
舌で少し強めに突起を弾くように舐め上げれば、の身体が飛び跳ねた。が、構わずに続ける。
……おそらく、ニ度目の絶頂も近い。
「あぁっ!あ、や!いや……や、めて……っ」
何かあったのか……?珍しく本気で拒否されている気がして、顔を離しての様子を伺う。
「どうした……?嫌だったか……?」
「いや……あの……っ、」
彼女はモジモジしながら斜め下を向いている。別に特別嫌だった訳では無さそうなんだが……