Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第13章 好きだと言うのは難しい【服部平次】
平次は指をゆっくり出し入れしながら、その少し上らへんを違う指で弄り出した。
ソコを触られる度にすっごい衝撃が指の先にまで走って、震えそうになってくる。
「あっ!あかん……それ……っあぁ……っ!」
「ほんまにアカンのか?ココは悦んでるようにしか見えへんけどな」
勝手に変な声は出るし身体はビクビクするし……お腹がきゅうぅって縮こまるみたいや……
「だ、って……あっ!こわ、い……おかし、なりそ……」
「……なればええ。全部見てたる」
気持ちええのもたしかやけど、怖いのもほんまで……布団を力いっぱい握りしめて目を瞑ったら涙が少し零れてきた。
それでも平次の手が緩むことは無くて……脚が震えて止まらへん……もうあかん、これ以上は……
「……」
「あ、あっ……も、いや、やっ……ああぁっ!!!」
限界まで持ち上がった何かが弾けて、沈んでく……
「おい……」
なんも動いてへんのに、すっごい脱力感……
名前を呼ばれたことに反応できたのは少し後……
「ん……へーじ……なぁ、なに、今の……」
「そりゃ多分、イッたってことやろ……」
「いった……?どこに?」
「めっちゃいい所にや」
「ああ……そか……そないな感じかもしれん……」
ずーっと底のない所にゆっくり沈みながら寝てるみたいやもん……
「幸せそうな顔してるとこすまんけどな、まだ終わりやないのは分かってるよな?」
「……う、ん?」
「俺が、まだや。ココに……俺も入りとうてずっと疼いてんのや」
アソコに平次の指が突き立てられて。その指が中に入ってくる。さっきより中が押し広げられてるような気がする……
お腹の中で平次の指が動いて、時々どっかを押されたり……平次の手が動く度にやらしい音がする……
いくらアタシがこういう事に疎くたって、この先何をするのかくらいは分かってるつもりやけど……今はまともに頭が働かへん……
「熱っついな……トロトロや……」
「……そりゃ、熱いもん……」
「、力抜いてろや?」
「ん……」
指が抜かれたと思たら、平次のさっきのアレが……アソコに押し付けられる……指とは全然ちゃう。めっちゃ熱いし、硬くて.……コレが今から入ってくるんか?
覚悟を決めて息を飲んだ。