第6章 入部…金銀・小池、そして執事
謙「なるほどな、んじゃ俺と吉岡と天城の執事以外は今のところしらねーのか…」
藍「はい、なので部活中私の目の届かないところに那茅がいるときは…」
謙「俺が見守っときゃ良いんだな?」
藍「よ、よろしくお願いします!」ペコリ
謙「お前、天城の親みたいだな…」笑
藍「あ、あはははは~」汗
謙「それにしてもな…あいつがどれすかぁ、うん、結構いいんじゃねーか??」
藍「そうなんですよ!あの子元が凄く可愛いので!」悔しいけど!
謙「あれで性格が良ければ文句ねーよな」ははっ
藍「ぷっ!そうなんですよね!!」クスッ
なんてことを話ながら戸締まりを終え、学校を出てからも色んな話をしながら一緒に帰ることになった。……
……ちゅと待ってよ先輩、私たちどこまで一緒の道なの?汗
藍「あ、あのー…先輩お家はどこ何でしょうかぁ」困
謙「……。」
えぇ!
何!?何なんですか!その反応!
何で固まっているんですか!!
え、何か聞いちゃいけない事聞きました!?
ぁ……やらかしたのかな、私
藍「あの、すいません…先輩の家って?」
謙「…!すまん!」
いきなり謝られたよーぉ焦
藍「え、えぇ!?」
謙「話に浸りすぎたか!?って、そうじゃなくてだな!お、送ってやるから家教えろ!!すまん!話の終わりが見えなくて…お、女の子をこ、こここんな時間にまで!」慌!!!
藍「落ち着いて下さい!わ、私の家ココです…」苦笑
謙「……。」近いな、おい!!!!
正直、私も驚いた。
だって、龍ケ崎先輩の家は
天城家・私の家(吉岡家)を三角形に直線で結べるような近い所にあったから………ビックリ
これは那茅に伝えなきゃ…
藍「ち、近いですね~」驚
謙「お、おぅ…今日は驚いてばかりだ。」ふぅ
龍ケ崎先輩は小さく溜め息をはいた。