第2章 入学式ってダルいなぁ……
と、こんな感じで私たちは電車の中で騒いでいた…
藍は道にカラスがいて怖くて通れなかったらしい。全く可愛い子だ。
藍「そーいえば、親は来る?」
『いや、仕事だって!でも鉄平が来てくれる』ニッ
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藍said
藍「そーいえば、親は来る?」
『いや、仕事だって!でも鉄平が来てくれる』ニッ
那茅はたまにこう…無理に笑う時がある。
見てる方が辛くなるよ。
親友の前では無理なんかしなくて良いんだよ?
『?藍、藍は?』
藍「あ、うん!来るよ!でさ、鉄平さんって那茅の執事さんだったっけ?」
『おー!よく覚えてたな!』
藍「そーだ!」
『!何だよ急に、』
藍「那茅の為に、はい!」
私は那茅が大好物なママお手製クッキーを渡した。予想通り、那茅の目がキラキラし出したと思えば…
『やりーぃ♪あたしのおやつー!』
っと、飛びついて来た…犬かよおい、
『藍の母さんのだよな!な!』
藍「そうよー!」
『このクッキー、うめぇんだよ~!!マジでありがと!』
藍『そりゃどーも!』
ほら、電車降りるよ!っと那茅に言うと本当に嬉しかったらしく、本当に犬のようについて来た……
藍〖可愛い〗クスッ