第4章 部活はやっぱり武道でしょ!!
ガチャッ…
鉄「お帰りなさいませ、奥様から帰ったら連絡を入れるようにと…」
『ほーい!お出掛け?』
鉄「はい、そのようですよご友人と、」
『わかった!てんきゅー!』
私はリビングに置いてある電話機で連絡をとり、久々の居心地の良いリビングでゆっくりしている。
『鉄平~、ずっと立ってて疲れない?父さまと母さまが居ない時くらいのんびりしろよー』大丈夫かよ…
鉄「お気になさらないで下さい」ニコッ
代々、三条家は天城家に遣えると言うことは決まり事のように続いてきた。だから三条の家に生まれた人が天城家がいる場所でくつろいでいる姿を見たことがない。
……いつ寝てるんだろう
『なぁ、鉄平っていつ寝てんの?』
鉄「那茅さまのことですから、私がちゃんと寝れているかなどとお思いになられたのかもしれませんが……」
『何でわかんだ!?』焦
鉄『生まれた時から見てましたので。』
『え……高校は?』
鉄「通信制へ、少々。」
『文化祭とか、部活動とかは?』唖
鉄「そのようなことは致しませんでした、」
『あたしを恨むか…?』
鉄「いえ、寧ろ感謝しております」本当に
『は?何でー!』