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あたしはそんなに強くない…。

第4章 部活はやっぱり武道でしょ!!


謙said
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俺は今すんげー気分がいい。



シュッシュッシュッ……

天城は筋がいいし、多分誰が見ても上手い。それに1つ1つの細かい動きが綺麗だ。それに金城も動きに荒々しさがあるが基礎はちゃんとなっている。この2人は活躍するに違いない……




うん、是非とも入部してほしいな…



藍「あの、」

謙「なんだ?」♪

藍「さっきからどうしたんですか?」顔がニヤけてます。

謙「ああ、それがな……」

俺はさっきまで思っていたことを吉岡に話すと“那茅は強くなったんですよ”と自分の事のように喜んでいた。








体験練習を終えたあと、天城と金城が言い争いを始めた。いつもならカンッカンに怒るところだが……今日は許そう。あーー、入ってくれると良いなーぁ♪


そんなこんなで天城に、絶対入れよと言うために吉岡と天城の方に近づいていくと、何やら天城が慌ててケータイをスクールバッグの中から取り出した。その様子を見ていると、なにやら電話をかけているようだ。そして……その光景に俺はただ…驚いた。

『もしもし、母さま?今から学校を出ますわ、』
………
『いいえ、今日は3時間だけで部活動見学が早く終わりましたの。』
……
『わかりました、では』


『……ふーぅ』疲

藍「あははは!那茅の………」笑




謙「…………」すげーな…






俺は最初、天城と言う名前を聞いたときこんなんがお嬢様なのかよ。って思ってしまった。俺のイメージではおしとやかで弱々しい人間がお嬢様だと思っていたから…。だが初めて見る“天城那茅”は違った、顔立ちとかは可愛らしくて、そして綺麗で…でも性格はボーイッシュ。ギャップが面白い、とてもお嬢様とは思えない。そんな子だった。



だって、そんなお嬢様らしくない女の子が電話では……洗礼されたとても綺麗な言葉を発していたのだから。
驚かずにはいられなかった…



………



謙「お前も大変だなぁ!!」笑

『??はぁ…また来てもいいっスか?』

謙「おぅ!大歓迎だ!」








あいつは、スポーツが得意なやんちゃなお嬢様だな!笑





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