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審神者になったら実は昔、伊達政宗だった

第12章 最後の任務


光「君たちはいつも僕らの主を傷つけてくれるね…どれくらい痛いかわかるかい?」

鶴「お前らにもこの痛みを感じさせてやるよ…」

苛立ち四人の目が座っていた

伽羅ちゃんと貞ちゃんは苛立ちすぎて何も喋らなくなり殺気だけで思っていることが伝わってきた

全員「死ね…」


四人は体に深い傷があると思えないほど俊敏な動きでやっと倒した

おそらく、最後の相手だろう

しかし、敵が消えてもいつもの光忠たちがいなかった

四人は覚醒状態で自我がなかった

よっぽど私を傷つけたことに腹が立ったのだろう

光忠たちを落ち着かせるのも大事なのだが先に赤子を親のもとへ返すのが先だった


血だらけで申し訳ないと思いながら義姫と輝宗のもとへ

二人を見つけ近寄ると二人は涙目で私ごと優しく抱きしめた

私「え…」

急なことに驚いて思わず声が出てしまった

輝宗「よくぞ、我が息子を助けてくれた。言葉の感謝だけではしてもしたりないが本当にありがとう。」

義姫「こんなひどい怪我を負わせてすまない。よく子と共に戻ってきてくれた。」

義姫は泣きながらだったが安心した顔でとても優しい気が流れていた

二人の顔をみてやっと赤子を助けることができたんだと改めて思えた


私「いいえ、礼には及びませぬ。家臣がやるべきことをしたまででございます。もう安全ですので赤子をお二人で寝かせてあげてくださいませ。」

二人は素直に話を聞きその通りにしてくれた
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