• テキストサイズ

審神者になったら実は昔、伊達政宗だった

第12章 最後の任務


その場に行くと遡行軍が生まれたばかりの赤子を抱いていた

義姫「か…返して!わらわの子よ!」

そのまま遡行軍の方へ走っていこうとしていた

私「義姫様!なりませぬ!」

私は気持ちはわかるが止めに入った

義姫「なぜじゃ!子を守るのが母の務めじゃ!」

私「義姫様の力があっても今は体が持ちませぬ!今、義姫様が倒れられたら赤子は母を失ってしまう!どうかご辛抱を。」

それを聞いた義姫は冷静さを取り戻した

その間には光忠たちが赤子を取り戻すため戦っていた

義姫たちを守ろうとして戦ったが打撃が強かったのか気を失っている輝宗を義姫のところへ連れてくると目を覚ました

義姫「殿!お怪我は!」

輝宗「大丈夫じゃ!それより梵天丸は!」

ドキッとした

懐かしい声と懐かしい名前に

固まっていると義姫が

義姫「お主誰かに似ているのう、まるでとのの…」

私「世には似ているものも多少はいるものです。」

バレないように平常心を保ちながらいうと

義姫「そうか…」

と、まだスッキリしない顔をしていた

私「梵天丸様を取り戻して来ま参りますのでここでお待ちを。」

二人をおいて光忠たちのもとへ向かった


/ 89ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp