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審神者になったら実は昔、伊達政宗だった

第12章 最後の任務


輝宗は赤子を義姫の所に戻し、名前を書くため自室戻った

するとさっきまで門にいたであろう不審な男が赤子と義姫がいる部屋の近くにいた

私「!」

何でそこにいるんだ!

不審な男が歩いてきた方を見ると門番は倒れ、光忠たちも傷を負っていた

光忠たちでも苦戦する相手…

義姫たちを守らないと

と思った瞬間体が勝手に動いていた

カキン!

敵に向かって斬りかかると凄い力で弾き反された

その音を聞いた輝宗が戻ってきて

輝宗「何事じゃ!おっおぬし何者!」

バレた…

私「義姫様と赤子を早く!」

血相が余程酷かったのか素直に言うことを聞いてくれた

今までとは全然違う強さ

この時代の人に光忠たちを見せるのはあまりよくない

どうすべきか…

鶴「主!」

ガギン!

考える時間をくれるような相手ではなかった

鶴「きみなぁ、敵を相手にしてるのになにぼさっとしてるんだ?殺られるぞ!」

私「そんなに怒るな、思ったより強かったから策を練ってたんだよ。」

言い争いながら戦っていると貞ちゃんが光忠たちを連れてきてくれた

貞「みっちゃんたちが怪我するくらい強いのか?殺りがいがありそうだな!」

貞ちゃんが凄い速さで斬りかかると少しよろめいた


頭の中で練っていた作戦が貞ちゃんのお陰で上手くいきそうだった

私「みんな、あの速さを使ってあいつの気をそらしその隙に後の三人であいつを囲んで俺が頭を落とす」

光「OK」

鶴「全く…」

倶「…」

三人の承諾を得て、行動に移した

貞「お?もう終わりか?もっと派手にやろーぜ!」

追うのに少し苦労するぐらいの速さのなか

倶「貞!こっちこい!」

伽羅ちゃんが呼び掛けると

貞「おう!」

策に引っ掛かった!

突っ込んできたのを確認して三人で抑えてくれた

貞「主!今だ!」

貞ちゃんの合図を聞いた私は屋根上から真っ直ぐ首もとを狙って飛び首を斬り落とした

時間遡行軍は消えた

私と光忠・伽羅ちゃんが義姫を狙っていた遡行軍を倒しているうちに鶴さんと貞ちゃんは他の場所に現れた遡行軍を倒してくれていたらしい

皆、ぼろぼろだった

一軍でも傷が深く位の強さだった

だか、こんな簡単に終わるものなのかと疑問に思った

すると

女性の悲鳴が聞こえた

私「まずい!義姫の声だ!行くぞ!」
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