第11章 お別れ?
こん「厨寄ってみてとははて?
ん?この匂いは!
わたくしめの大好物の油揚げの匂い!」
走って向かうと
燭台切光忠がいた。
光「あ!きた!主からのプレゼントだよ。」
私の目の前には油揚げを使った料理がたくさん並んでいた。
こん「なんと!碧様から!?」
光「うん!いつも頑張ってるからご褒美だって。このいなり寿司は主が作ったんだよ。狐の形してる 笑」
こん「ズビッ…」
光「え!どうしたの!?」
こん「碧様が優し過ぎて涙が出てきてしまいました。とても嬉しいです!」
光「よかったね!主もいつものお礼を兼ねて作ってくれたんだよ。」
こん「食べるのがもったいないですが食べない方が失礼なので…頂きます!!!」 ぱくっ!
んぐぅー!
こん「美味しい!!!」
光「だってよ、主。」
私「良かった。そんなにはしゃいでるとは思わなかったわ笑 いっぱい食べてね。」
こん「碧さまー!」
こんのすけが私の胸元に飛び乗ってきた
私「可愛いね。ふわふわしてる。」
撫でているとこんのすけが私の顔を舐めた
私「!」
鶴/貞「あぁ!!こんのすけ!!!お前ずるいぞ!」
倶「…」
光「動物には勝てないね 笑」
こん「?」
私「ほんと可愛いね。離せなくなるじゃないの…」
動物が大好きな私には普段の疲れを吹き飛ばすぐらい嬉しかった。
こん「碧様の膝でもふもふしても構いませんよ!いつでもお呼びください!」
鶴「そんなことはさせんぞ!俺らを構ってくれなくなったら困る!」
貞「俺たちの主だぞ!俺たちですら独り占めできないのに…」
光「はいはい、明日早いんだから早く寝ようね」
光忠と伽羅ちゃんが騒いでる二人を連れていってくれた。
私「夜なのに元気だな。こんのすけも食べたら早く寝るのよ。明日も宜しくね。」
こん「はい!とっても美味しかったです。これで明日も頑張れます!」
私「良かった。ほら、部屋に戻りなさい。おやすみ。」
こん「おやすみなさい!」
みんな眠りについた