第11章 お別れ?
次の日、政府の人がまた来た。
政人「こんにちは。」
私「こんにちは。昨日は不在ですみませんでした。」
政人「かまわない。急に来たこちらも悪い。ところで、君と会うのは動画以来かな?」
私「そうですね。それより、中にどうぞ。」
政人「あぁ、おじゃまします。」
私「光忠、お茶お願い。」
光「OK」
私の部屋に案内し、話の続き
私「昨日、光忠から聞きました。今までで1番強い検非違使がでたと。」
政人「そうなんだ。困ったことに他の審神者じゃ、歯が立たなくてな。それで、あまり君たちを出したくなかったのだが君たちに頼みに来たんだ。」
私「そうですか。」
政人「引き受けてくれるか?」
私「政府専用の審神者なのに引き受けないことができるんですか…」
政人「そう…だよな。」
私「命令ならやります。ですが一つお聞きしたいことが。」
政人「ん?」
私「光忠、少し外で待ってて。」
光「わかった。何かあったらすぐに呼んでね。」
私「うん。」
光忠を退室させ政府の人と私だけになった
私「1番強い検非違使を倒したらこの生活は失くなるんですか?」
政人「その話、誰から」
私「光忠です。本当なんですか?」
政人「本当だったら君はこの任務を放棄するかい?」
私「…悩みます。任務はやらなきゃないけど、この生活は終わってほしくない。すぐには返答できません。」
政人「そうか。おそらく今回、出現した検非違使はボスだろう。確実に倒せば今の生活は失くなるかもしれない。だが、今回の検非違使より上がいれば…」
私「頼まれたことはやります。」
政人「よかった。よろしく頼む。明日、出陣だ。コンディションを整えておいてくれ。」
私「わかりました。わざわざ、二度もお越しくださりありがとうございました。」
政人「それも仕事うちだ。明日、気を付けるんだぞ。」
私「はい。」
話が終わり、政府の人が帰っていった。