第10章 やっと揃った双竜
怒られ渋々五振りの元へ帰った澪
澪「怒られた…」
光「鶴さん走っていきましたけど何かあったんですか?」
澪「碧がいそうな部屋を開けたら碧が着替え中で下着だったの…私だけなら良かったんだけどたまたま赤い髪の身長が高い人が通っちゃって、その赤い髪の人が私を不審者と勘違いして碧を庇って近寄ったんだけど下着で見られたくないのにお前はなんでこっちに来るんだって怒っちゃってそれで急いで部屋を出たんだけど急に鶴丸さんが走ってきてまた開けちゃったんだよ。」
光「あー…」
貞「それは怒るなぁ笑」
光/倶/貞(主の下着見たのか💢鶴さん/国永と大包平さん/大包平…斬るぞ…)
澪「はぁー。しばらく話聞いてくれないよ。困ったなぁ…」
倶「一つだけ方法がある。」
澪「え!?何?」
光「主に土下座…」
貞「自分が本当に嫌なことされると話聞いてくれないし部屋から出て来なくなる。でも、土下座すれば何故か機嫌が治る…」
澪「へ、へぇー。土下座するしかないな…」
光「鶴さんよく主怒らせて土下座も最近面白くなってきてるよね。スライディング土下座!とか言いながら新しい土下座生み出してるし笑」
貞「反省してんのかよって毎回思う笑」
澪「話聞いてるとどっちが神様かわからなくなるね笑」
光「そうだね笑 でも、主は僕たちより強い。人間と神で言えば僕たちが上だけど実力で言えば主の方が上だね。」
貞「うん。俺勝てない。」
倶「女に見えない、本当に女か?」
澪「女の子だよ!胸あるじゃん!巨乳!」
倶「…」
貞「笑」
光「この話はこの辺りで終わろうか。貞ちゃんたち小十郎さんに話すことあるんでしょ?」
貞「おう!あんた本当に小十郎さんなのか?小十郎さんなら俺たち伊達家に伝来した刀のことわかるだろう?」
倶「確信できる何かを話せ。」
澪「結構、警戒されてたんだね。貞宗は徳川家康から婚姻祝いとして忠宗様にと政宗様は徳川家康から太鼓鐘貞宗を拝領され、忠宗様に賜っている。徳川家と伊達家にしかわからないでしょう?それに大倶利伽羅に関しては江戸城石垣の修繕を命じられその褒美として拝領されたと。拝領時は忠宗様が拝領されているはず。」