第7章 急な出陣
加州side
清「自分達の主が急にあんなになると怖いよね…。変な行動とか今までしてなかったの?」
他陸奥「変な行動…ここ最近、ずっと部屋から出てこないことが多かったかのう。わしは近侍じゃき毎日顔はみとったが毎日見るたびだるそうじゃった。」
ここの本丸の刀達が頷いた。
清「審神者の毎日の任務ちゃんとやってた?」
他陸奥「やっとらん。それが何か関係するのか?」
清「毎日の任務はまぁ、政府にちゃんとやってるよーって見せるためのやつみたいなもんだけど、その任務の中に自分を強化する任務があったはずなんだけどそれやってないと霊力をコントロールできなくなって自我を失うらしい。」
他陸奥「なんと…あれほど任務をやれゆうたのにやらなかった主が悪かったのか…自業自得と言いたいとこじゃがわしらもどんな手を使ってでもやらせるべきじゃった」
悔しそうな顔をしている陸奥守らに対して加州は
清「大丈夫だよ。うちの主が何とかしてくれるよ。でも、そんなにいい期待はしないでね。そっちの主次第で対処法も変わるから」
他陸奥「わかったぜよ。今はお主らに任せるのが一番じゃ。わしらの主がどんなになろうと。手をつけられん時点でわしらは少し覚悟しとったから加州のその言葉で決心できるぜよ。」
泣きそうな刀もいればしかめた顔をしてる刀、陸奥守がいったその意味を理解しているようだった。
清(生きて帰ってきてくれれば1番良いんだけどね…)
加州は陸奥守の背中をさすりながら主達が来る方向へ目を向けた