第6章 日常生活
伽羅ちゃんを見送った後自分の部屋に戻ると清光いた。私の部屋にある伊達政宗の生涯がかかれている本を読んでいた。
私「気になるの?」
清「今読んだけど、凄いね。伊達政宗って。」
私「凄いよね。格好いいし親に殺されそうになっても最後まで親思いで、尊敬するわ~。」
清「尊敬って、主じゃん。」笑
私「私はただの生まれ変わりだから本人じゃないよ。でも、歴史上人物の一番好きな人の生まれ変わりってのは嬉しいね。」
清「伊達の刀たちは本人っていってたじゃん?記憶もみれてるし。この本が本当なら俺たちの主の戦歴は優秀だね。しかも、手当て・手入れも上手くて、料理も美味しい。刀に関わってたから俺たちがしてほしいこと分かってる。俺、主の刀になれてよかった。」
私「誉めても何もでないよ。ほら、手出して。」
清光の爪に綺麗な赤をのせていく。
(爪きれいで羨ましい…)
清「主の手、細くて指長いし白くて綺麗だね。」
私「ありがとう。でも、清光の方が爪は綺麗。羨ましい。」
なんてことを話してると全部塗り終わった。
清「ありがとー!やっぱ、主にやってもらうのが一番綺麗。」
私「どういたしまして。そういってもらえるとこっちも嬉しい。いつでも塗ってあげるから畑仕事は嫌がらないで頑張ってね?清光たちが育てた野菜たべたいなー」(笑)
清「えー、ずるッ!そう言えばやると思って!まぁやるけどさ。主が言うなら…」
(  ̄ー ̄)フッ 作戦成功
私「ものわかりの良い私の初期刀でよかった。私も清光が初期刀で良かった。」微笑む
清「もーホントズルい…」
桜がひらりと舞った。
私「おやつだから、安定の所にいく?持ってくよ?」
清「ううん。伊達の刀と主とたべたいなー。」
私「良いけど、安定は良いの?」
清「良いの良いの!たまには主と食べたい。」
私「わかった。じゃあ、光忠たちと待っててねー。」
清「はーい」
(早くおやつ持ってこ。美味しく出来てたらいいな。)