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高嶺に咲く【BTS】

第18章 秘蔵メンバーと友


僕は人一倍努力しなければならない……


踊りながら、少年は息切れ寸前に踊り続けた。

先に友が行ったのだ。
なら、僕も残らなければ、

真面目に努力する彼は、恐らくどの練習生より練習しているはずである。

それに、彼には目標があるのだ。
昔、自信が見たあの素敵な動画の主人公がいるグループに入りたい。

練習室であの子の踊りをテヒョンと見た。

やはり、格が違うなって知って、嫉妬して。
けど、周りは彼女の凄さを理解してなくて、
彼女も普通なのだと知ったのだ。
いや、もしかしたら、普通より世間や人の彼女へのあたりは強いのかもしれない……

だとしたら、凄さがわかる奴なら、あの子の隣に行けるはず。
だから…彼は練習室する。

あの子とデビューする為に


すると、珍しく、練習室の扉が開いた。

ノックをしてないあたり……彼しかいない


「テヒョン?」

そう彼が名前を呼べば、当の本人は悪戯っ子のような笑みで言った。


「そうだよ!ジミナ!!でも、今日はね!」


その人物を見た瞬間、ジミンは目を見開いた。


「え?サラン?」

そこに居たのは、彼が焦がれる彼女だった。
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