第10章 新プロジェクト
新プロジェクト指導の合図は直ぐ、そこまで、来ている。
サユと一緒に座るのは、シヒョクだ。
久しぶりの父とのご飯に楽しげな彼女にシヒョクは言った。
「サユ?断られたのか?」
「そうなんです…だけど、皆に曲を作ることにしたのでステージ的には問題ないと思います。……でも、3人とのコラボ……後新プロジェクトの話に、いいと思ってたんですが……」
「まあ…あのプロジェクトはしっかり、しなければ、ならないからな……」
新プロジェクトとは、何か、それは、
彼女は窓を見て、3人を思い浮かべる。
「やっぱり!アボジ!あの3人は絶対メンバーの方がいいと思いますよ?」
「だな、私も思ってるよ……最初にあった頃から、彼等が1番群を抜いていたからね……」
「だと思います。だから、絶対、素敵なグループになると思うんです!」
そうシヒョクは現在アイドルグループをつくろうとしていた。
それは、彼にとって、初めての試み
だから、数々のオーディションを行い。練習生を募ったのだ。
そして、これからするのは、今いる練習生の線引き、つまり残酷な時期なのである。
それでも最高のグループにするならば仕方の無いことで、彼女もそれを十分、理解している事だ。
辛いけど、でも、無駄になんてさせたくないから、彼女は考える。
最高のステージをつくろらなければならない。
彼等の努力を少しでもわかって貰えるような素敵な歌を作らなければならない………