第30章 華とカップリングと彼等の気持ち
4ゴッド、
ファンブログなるものが、この世には、存在しているらしい。
ナムジュンは控えめに、
隣で友に遊ばれている彼女を見ていた。
すると、ナムジュンの前に1人のヨジャが現れる。
先程、ホソクとサユの絡みにキャッキャしていた。ヨジャだ。
「やあ!来てくれてありがとう!」
さわやかに返せば、ファンはかなり嬉しげに応える。
「こちらこそ!サユちゃんとの絡みを見せてくださり!!ありがとうございます!」
「そっか!それは、良かったよ!これからもよろしくね!」
ファンはナムジュンの言葉に隣にいるサユを見て言った。
「あの!ナムオッパが、サユちゃんの最初のオッパですよね!」
何故、知っているのか?ナムジュンは首を傾げる。
「うん?そうだけど、何で知ってるんですか?」
ナムジュンの問いにファンはより一層嬉しげだった。
「じゃあ!よくものを壊すけど、優しくて、不器用なオッパが出来たって、言ってたのは、やっぱりナムオッパの事だったんですね!」
そう、ナムジュンはよく物を壊し、ユンギに直して貰うことから、破壊神とファンから呼ばれていた。
というのも、ユンギが作った話からなのだが、
それは、結構言われている話だった。
ナムジュンはファンの言葉に隣にいる彼女を見る。
「サユ?オッパ、聞いてないよ?物をよく壊すって、サユは、直し方がわからないのに、頑張るから、良く、ユンギに酷くして怒られてるんだからおあいこだろ?」
ナムジュンの言葉に笑う、彼女とサユも物を壊す事を知り、
ファンはさらに盛り上がる。
え!?サユも破壊神なの!?
そして、今日から二人のカップリングが
ゴッドになった。