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高嶺に咲く【BTS】

第27章 MV撮影


撮影現場に着き皆、制服を纏う中、
一緒に撮影する筈のモデルの女が
彼女に嫌味を吐いた。

「えー……日本人の女の子がいるグループなのー…聞いてないんだけどお?
私なら!撮影しない〜………だって、こんな綺麗な私と撮影するのなら、イケメンだけがいいと思わない?ー…」

日本人……こう言う事を言う奴は彼女を愛する彼等にとって敵だった。

何も知らないくせに……

「……っすみません……」

ビクリと肩を跳ねらせ、謝る彼女に彼等は一瞬にして、女を睨みつける。

あぁ……うるさいヤツ…………

「ナムヒョン……なんですか?あいつ……
うちのウリマンネに……」

ジミンはメンバーの中で人気は強く女を睨みつけた。、
何故なら、女は先程からジミンのファンだと言って媚びを売って来ているから………。

どうやら、それが、かなり気に入らないらしい……

「ジミン…気持ちはわかるが、まあ、そうだな…………ああいう…あからさまな奴は2人目だな…」

「え?ナムヒョン前もあったの?」

ナムジュンの呆れ顔に反応するテヒョン……

そんな時、女がジミンとテヒョンの腕を引っ張った。

「ジミン〜ちゃん!テヒョナ!あんな子より私の方がいいと思わない?」

最近になり、こういうのも増えた気がする。
勿論、彼女のファンは世界中におり、人気もかくして変わらない。
が、芸能界的にはこう言って来るやつが
5万と居たりする。
女が入ってるグループだから簡単に入れるとか、

彼女はコネで入った奴だから、すぐ彼女の代わりなんて見つかる

きっと彼等が日本人メンバーを嫌ってるはずだからとか、

勝手に決めつけ噂する輩が……

だから、
2人は寄って来た女に臆する事無く微笑むと。監督に言った。

「監督!!悪いんだけどさ!!この子、うちのメイクのジスに変えてよ!!」

「そうだね!監督〜やっぱり、コンセプト的にも、僕達の事…嫌う人よりジス方がいいと思ます!」

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