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高嶺に咲く【BTS】

第21章 ユリンの見た彼等の愛


気だるげな彼と

ナムジュンとの撮影が終わり、恥ずかしくてしゃがみこむ彼女、
しかし、ユリンは彼女に構うこと無く、
次のユンギを呼んだ。

ユンギはユリンの思いがよく分かっていた。

何故なら、彼も彼女と同じファンだったから、
誰よりも、励まされて、辞めようと決めた時、光をくれた彼女の隣に行く為に頑張って来たんだから。

試されている事も何を現しているのかも、どう認めてもらうかも、俺次第……

なら、ユンギがやる事は1つだった。

セットのテーマは恐らく、パジャマ撮影で、ベッドがある。

テーマは少しだけ聞いている

愛だ。

俺は……

それを確認すると、ユンギは彼女を立たせる。

「ユンオッパ?」

首を傾げる彼女

その手を引き、
ユンギはベッドに引き寄せた。
そして、彼女に、腕枕をして、彼女を横に向かせれば、
顔の近さに彼女は紅くなり、こちらを不安げに見てた。

だからユンギは言った。

「大丈夫……俺を信じろよ…」

信じろよ……信じてくれ、俺達はお前を絶対に裏切らない……

嫌、裏切れないから……

ユンギはそう彼女に向け、にこやかに歯茎を見せる。
ユンギの顔に彼女は先程とは違い笑った。

「信じてます……」

ユリンはそんな2人にすかさずシャッターを押した。

ユリンは、思う
あ、彼も合格だと、……

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