第3章 これから。
2週間後。
今日は彼女とUSJにいく日。
が、なぜかみんなついてきた。
「何で居るの!」
「いいじゃん。俺らも行きたいもん。な、けんすけ!」
「USJは俺らも行きたい!!!」
けんすけの独特な口調でみんなが笑う。彼女も一緒に。
「いいやんだいちくん。賑やかやし動画のネタにもなるし。」
彼女のすごいYouTuberな考えに俺は気分が下がる。
「俺は2人で行きたかったのに。」
っという俺の言葉に後ろの奴等は「リア充爆発」とか言ってる。
「うるせぇ!」
「ちぇ、だいちくんもフリーの時言ってた癖に。」
確かに言ってたけど、今は彼女が居るし。
「だいちくん、また今度2人で来たらいいやん。」
「そうだそうだー!」
「その時はあっちのホテルにでも泊まってもいいし。」
こいつら.....
「うるせぇー!!!」
「うわー!だいちぃ山が噴火したー!」
まぁいいか、彼女も楽しそうに笑ってるし
『彼女の言うとおりまた2人の時に来たらいいし。』
USJを全力で楽しんでパレードも終わり今はもうすっかり暗い時間。
「どう?だいちくんユニバ楽しかった?」
彼女が問いかける。
「そうだね。楽しかったよ。
でも2人きりのほうがもっと楽しかった気がする。」
男臭いのがいっぱい居たけど最初に思ったより楽しかった。
「そっか、じゃあ今度は2人で来なあかんな。」
「うん。約束だよ。」
そう言って手を繋ぐ。
「リア充~!」
「うるせぇ!」
「わはは!」
畑で居るのもいいものだ。