第2章 1-E 威土 秋璃
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結局、誡斗に追いつけやんと自分はおとなしく家へ帰った。
ほんまになんやねんあいつ‼︎
今日、久しぶりにあったとおもたら「もう一回俺とやり直さねぇーか?」って!
何ゆっとんじゃ!あのアホは‼︎‼︎
秋「マジでむかつくわ‼︎‼︎」
ボフンッ
あー、ごめんクッション。
つい、イライラしてもーてクッションに八つ当たりしてもーた。
ピピピピ ピピピピ ピピピピ
そんな時なった携帯。
秋「……メール。まさか……」
嫌なことしか思いつかへん……
おそるおそる携帯に手ぇーのばして、画面をみると、
『氷室誡斗』
の文字が浮かんどった。
あっ、やっぱしおまえか。
秋「はぁーーーーー。」
めんどいなぁー、このメール。
もう、みやんとこかな?
うん。そーしよ。
秋「メールなんてこーへんかったんや‼︎」
ガチャッ
妹「うっさいわ‼︎ちょっとはだまっといてーな‼︎」
秋「え、あ、ごめん。」
妹「ほんまに静かにしてや、次やったらどーなるかしらへんで?」(妖笑)
ガチャッ
………怖っ‼︎
なんやねんあの子めっちゃ怖かったんやけど!
ピピピピ ピピピピ ピピピピ
またかいな。。。
もー、無視無視
携帯ら鳴っとらへん
ピピピピ ピピピピ ピピピピ
無視や無視
ピピピピ ピピピピ ピピピピ
む、無視や
ピピピピ ピピピピ ピピピピ
む、、、、
ピピピピ ピピピピ ピピピピ
…………
ピピピピ ピピピピ ピピピピ
秋「あーーー!っ‼︎」
ヤバイ叫んでもーた。
ダンダンダンダン
き、来てる、確実にこっちに来とる。
バターーッン
妹「うるさい言わんかったか?あぁん?」
秋「ごめん。ほーーんまにごめん。」
妹「一発殴らせろ」ニコッ
秋「っ!」
その笑顔が怖いわ……
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妹「待てや!」
秋「だれが待つかいな!」
母「2人ともうるさいわ‼︎‼︎」