第14章 ☆学・校・拒・絶
―――ラビットハッチ―――
弦太郎達はどうすればいいのか悩んでいた
美羽「あらあら、予想通り。うまくいかなかった顔ね?」
『美羽さん…』
弦太郎「うるせぇ。まだまだこれからだ」
ユウキ「書けたー!!これこそ必勝作戦!!ジャジャーン!」
ユウキの手には《青春劇場》と書かれたノートが
『ユウキ…なにそれ…』
ユウキ「青春劇場…!!」
「「「oops…!!」」」
『??』
―――――
―――放課後―――
ユウキの青春劇場の台本を元に、買い物帰りの三浦をある場所に誘導させた
ところどころを通行止めにしながら…
『(いいのだろうか…これで…)』
美羽「ほら!準備なさい!」
『あ。はーい!』
近くの舞台でユウキの考えたお芝居を三浦の前で演じる
パァン!!!
『わっ』
美羽「来たのね」
ユウキ「よーし!頑張ろー!」
『う、うん!』
麻里、ユウキ、は、チアの衣装で出た
は美羽のチアを覚えているが、ユウキと麻里は初心者なのでグダグダ…
ユウキ「青春劇場、第一幕~!!」
隼「はっはっはっは…」
隼が美羽と一緒に出てきた
ユウキ「『きゃー!!大文字先輩~!』」
賢吾「おはようございます大文字先輩!!あ、カバンお持ちします!」
隼「あぁ三浦!」
三浦「あ…あれ…俺のつもりか…?」
隼「ついでにこのダンベルも持て」
美羽「あたしのこの鉛入りの化粧箱も!!」
賢吾「うわ…っ…重い…!!腕が折れるー!!」
弦太郎「俺のダチに何をするー!」
裏から弦太郎が登場
弦太郎「せいっ!」
隼「うわぁ!」
弦太郎「せいっ!」
美羽「きゃああ!」
隼「やられた…!」
ユウキ「まぁ!なんと美しい友情!」
麻里「素敵だわー!」
『かっこいいー!』
弦太郎「安心しろ三浦!俺がついてる」
賢吾「ありが…ありが…」
『頑張れ賢吾くん…!』
賢吾「って言えるかー!!そんな恥ずかしいセリフ!!」