第14章 ☆学・校・拒・絶
ウィーン
弦太郎がロッカーを固定してる
もうこれでゲートがなくなることはないだろう
弦太郎「よーし!OKだ!これで二度と持ってかれねぇ!」
ガンッ
弦太郎「ってぇー…」
『大丈夫!?』
ユウキ「賢吾くん!!ライダー部の証!!」
ユウキの手にはライダー部のイラストが書かれたシールが
それを賢吾のカバンに張り付けた
ユウキ「よし!」
友子「…強化しないと…」
ロッカーの僅かな隙間に…
鳥居や動物の足が…
「「「うわぁぁぁぁぁぁ!!」」」
『友子ちゃんすごーい…』
友子はニヤリと笑った
弦太郎「はぁ、はぁ…。まぁ!新スイッチも24弾まで仕上がったし!!充実しすぎて怖いくらいだぜライダー部!!」
ザワザワザワザワザワザワ!!!
外がやけに騒がしい
ロッカーのある部室から窓を開けて覗いた
『大変…』
外には生徒の親御さん達が群がっていた
みんなと急いで向かった
―――――
「この怪物騒ぎはどういうことなの!?」
「うちの息子なんて、事件に巻き込まれてから学校に行かなくなっちゃって!」
隼「あれは…三浦のお母様…?」
弦太郎「三浦?あのゾディアーツになったアメフト部の?」
園田「申し訳ありませんでした!!きゃー!」
園田先生は親御さんに揉みくちゃにされた
大杉「怪物の正体は調査中ですし!!警備も強化してます!」
「何気取ってんのよ!!」
「気持ち悪い!!」
弦太郎「ダメだ。大杉じゃどうしようもねぇ」
『あ、弦太郎くん…』
ブゥゥゥン…
奥から赤い車が
ズキッ…
『え…?』
ゾディアーツ…?
でも…そんなに痛くない…
『…?』