第13章 ☆使・命・賢・命
―――翌日―――
は病院で治療を受けた
極度の火傷、意識不明
だったが、すぐに意識を取り戻した
しかし腕や足には包帯が巻かれている
『賢吾くん…』
どうしてるんだろう…
絶対に月から助けたい…
『ん…?』
病室の窓からフォーゼが見えた
『弦太郎くん達だ…!!』
は着替えて病室を飛び出した
『みんな!!』
弦太郎「!?お前何でここに!?」
『病室の窓からフォーゼが見えて。みんな頑張ってるのに私だけ寝てるなんて嫌だよ』
弦太郎「…」
『大丈夫だから』
弦太郎「……わかった」
弦太郎達は学校へ向かった
向かったのは天文部部室
中にはJKがいた
JK「こっちこっち!」
『牧瀬くんは…』
弦太郎「いないみたいだ。大丈夫」
『よかった…』
JK「なんで姫がいるんスか!?」
『え。いや…それは…』
弦太郎「まぁ…な」
『あはは…まぁいいから!』
JK「安静にしてなきゃダメじゃないッスか!」
『大丈夫だもん!』
JK「…まったく…気を付けてくださいよー?」
『はーい』
JK「本題ッス。これを見てください」
JKはホワイトボードをひっくり返した
ホワイトボードの裏には学園の可愛い女の子の写真が貼られていた
『何…これ…気持ち悪い…!』
弦太郎「うーわ!!何だこりゃ…」
隼「どうやらあの天文部…天高の可愛い子はみんなマークしたらしいな…」
弦太郎「あ。」
『え?』
ホワイトボードにはの写真も
弦太郎「あいつ…に怪我させてロッカー燃やしたからな…絶対許さねぇ」
JK「この中の何人かに知り合いがいたんスけど…携帯かけても繋がんなかったんス。ヤバイなと思って…」
隼「牧瀬に狙われたってことか!おい!あの野郎どこに消えた!!」
JK「たぶん…バス…旅行?」
JKの手には1冊の本
JKがあるページを開いた