第12章 ☆消・失・月・戸
『ちょっと強く言い過ぎちゃったかな…』
ユウキ「あれくらい言わなきゃダメだって!」
『うん…』
ズキッ…
『う…』
ユウキ「…?」
『ゾディアーツかな…頭が…』
ユウキ「だ、大丈夫!?」
『大丈夫大丈夫!!この頃体調悪いからゾディアーツなのか頭痛なのか…』
ユウキ「牧瀬くんのせいじゃないの??」
『そんな…』
ユウキ「まったく…牧瀬くんたら気持ち悪いなぁ…」
『すっかり遅くなっちゃったね…』
2人でラビットハッチに向かう
大杉「こら城島、」
ユウキ「せ、先生…!!」
『やば…!』
大杉「そこは使われてない部室だぞ。勝手に入っちゃダメじゃないか」
ユウキ「いや…あの…その…」
大杉「ここになんかあるのか」
ユウキ「うわっ!!」
大杉が部室に入った
これはまずい…!!
『あ…あの……!!』
よく見るとロッカーから手が
『!!』
ユウキにそれを知らせるとユウキも驚いたみたいで…
ユウキ「せ、先生先生!!」
ユウキは大杉の気を惹いた
はその間にロッカーから出てきた弦太郎に合図した
弦太郎「!!」
―――――
あれから何分たっただろうか…
先生が帰ってくれない…
ユウキ「あはははは…」
ユウキはロッカーの前に立った
それじゃバレちゃうって!
大杉「なんだ城島。お前そんなにロッカーほしいのか」
ユウキ「い、いや、実は園田先生に…」
大杉「園田先生…!?園田先生がなんだ!」
ユウキ「先生に頼まれて、このロッカー処分しろって!」
『じ、自分が使ってたものなんだけど、呪われてるから捨てといてって言われて!!』
ユウキは紙に「不良品」と書いた
大杉「園田先生が…使ってたのか…!」
な、なんか変な妄想が…!!