第10章 ☆魔・女・覚・醒
しばらくすると火は消え、中からフォーゼと隼が出てきた
隼「ゲホッ…ゲホッ…」
フォーゼは見たことのない赤い姿
ユウキ「うわぁー!!かっこいいー!!」
『大丈夫…?』
美羽達は隼を連れて逃げた
弦太郎《何してんだ!!も逃げろ!》
『……………』
弦太郎《おい!!》
ズキンッ!!!!
『…っ!!!』
ガクンッ…
弦太郎《おい!!》
賢吾「如月!!後ろだ!!」
弦太郎《うわっ!!》
フォーゼがを抱きかかながら攻撃を避けた
《あははははははっ!!》
弦太郎《こいつは…》
賢吾「昨日、お前がプールで撮った画像を解析し、その姿を見た。祭壇座…アルターのゾディアーツ。超高熱も念動力もそいつの仕業だ」
《ふっ…ご明察》
友子「あの声は…律子さん…?」
賢吾「やはりそうか。スイッチャーは鵜坂律子だ。他の3人に特殊な力はなかった。陰からアルターゾディアーツが力を分け与え、あたかも彼女達が魔女であるかのように演出していたんだ」
友子「魔女は…いない…?」
律子《あははははは!!!》
アルターゾディアーツはフォーゼに攻撃してきた
フォーゼは賢吾にを預けた
賢吾「大丈夫か…?」
『ごめん…』
賢吾「謝るな…」
『……』
賢吾はを連れてフォーゼの後を追った
アルターゾディアーツの空中戦に歯が立たないフォーゼ
賢吾「火炎弾で対抗しろ!!」
弦太郎《え?》
賢吾「ヒーハックガンは点火と鎮火の両方の力がある!!」
弦太郎《これ火も出んのか!よし!!》
フォーゼはスイッチをヒーハックガンにセットした
そして火炎弾で攻撃すると、アルターゾディアーツにぶつけることが出来た
その後もフォーゼの戦いは続いた
ズキンッ!!!!
『う…っ!!!』
賢吾「!!」
振り返ると友子とサソリ座ゾディアーツがいた
《鵜坂律子は立派な魔女…。君にもあげよう。魔女に生まれ変わる…スイッチを…星に…願いを…》
友子はスイッチを取ると、ゾディアーツからすぐ離れた
『ダメ…!!』
賢吾「野座間が…ゾディアーツに…!?」
『あいつ…!!』