第9章 ☆敵・騎・連・携
『いやぁっ!!』
美羽「!?」
『はぁっ…はぁっ…』
JK「姫…?」
『いや…っ!!血が…っ!!』
美羽「!?しっかりしなさい!!」
『美羽さ…』
美羽「大丈夫…?」
『はい…』
JK「…俺…ネタ探しに行ってきますわ。部長」
美羽「えぇ…」
JKはラビットハッチから出ていった
『はぁ……はぁ……』
美羽「すごい汗よ…?随分うなされていたわよ…」
『はい…』
美羽「どんな夢を見たの…?」
『……………』
ピー、ピー、ピー
美羽「!!ゾディアーツ!?」
美羽はモニターで確かめて、賢吾に連絡した
は急いでラビットハッチを飛び出した
自分にできることなんてないかもしれないが足が勝手に動く
美羽「!?そんな体でどこに行くの!!」
後ろから美羽さんの声が聞こえる
確かに体はボロボロだ
腕や足、頭には包帯だらけ
それでもじっとしていられなかった
―――――
ズキンッ…
『…っ!!!』
いつもの頭痛
ゾディアーツが目の前にいる
ゾディアーツは警察に囲まれていて近づくことができない
警察のいないところから背後に回り込む
弦太郎《宇宙キターーーー!!》
『弦太郎くん…』
弦太郎《おぉ!危ねぇぞ!》
ゾディアーツはフォーゼに攻撃する
ついさっきやられたことが許せないようだ
人がいない駐車場で戦いを繰り広げる
はそれを見ていた
ズキンッ!!!
『っあ…!!!』
さっきより激しい頭痛
後ろにサソリ座ゾディアーツが現れた
《何を思い出した》
『え…?』
《お前の両親のことでも思い出したか…?》
『!!…今…何て…』
《お前の両親は殺された…》
『!!』
《犯人は…》
弦太郎《から離れろ!!》
フォーゼがサソリ座ゾディアーツに攻撃した
弦太郎《大丈夫か!!》
『……………』
弦太郎《…?》