第49章 ☆親・友・別・離
―――ラビットハッチ―――
美羽「幹部スイッチも12個揃ったし…も本来の力を取り戻した…。このままじゃ日本が壊滅する…!」
ウィーン…
隼「蘭はどうだった?」
JK「体力の低下が酷いんで入院だそうです」
友子「今度はハルくんが付き添うって」
流星「賢吾とはどうだ」
大杉「あぁ、歌星はさっき意識を取り戻して出ていったぞ。は…まだ…」
賢吾は月面に出ていた
はまだ眠ったままだ
弦太郎とユウキは賢吾の元に向かった
美羽「…早く起きてよ…」
賢吾たちが月面から帰ってきた
友子「賢吾さん…」
友子はの手を握っていた
賢吾「野座間、すまない。避けてくれ」
友子「?」
賢吾は友子を退かし、の手を握った
賢吾とが繋いでる手の隙間から青白い光りが溢れる
「「「「!!」」」」
漆黒のドレスが純白になっていく
『ん…』
賢吾「…」
『私…』
友子「ちゃん…!!」
『あれ…?私…理事長に…』
JK「大丈夫ッスか!?」
『うん…』
気がついたは今までのことを聞かされた
12個のホロスコープススイッチが我望の手にあること
そして…
賢吾がコアスイッチから生まれたコアチャイルドであることを
賢吾「今の俺は…コアスイッチの中の情報を全て把握している。あの時に…頭の中に流れ込んできた。すべては20年前…月面でコアスイッチが発見されたことから始まる。プレゼンターが他の惑星の知性体との接触の為に…宇宙の各地にばらまいたアイテム…それがコアスイッチだ。その秘密を解ける…知性を持つ生命体だけが…彼らとコンタクトがとれる」
ユウキ「プレゼンターに会うための…選抜試験ってこと…?」
賢吾は頷いた
賢吾「コアスイッチを共同研究していた…歌星緑郎と我望光明らが…やがてその研究方針で対立することになる。フォーゼシステムによる…安全なワープ航法を開発しようとする歌星に対し、我望はゾディアーツスイッチによる…人類の強制進化を師承した。それが人体に危険な方法だと知りながら…」