第47章 ☆天・秤・離・反
フォーゼはアクエリアスにリミットブレイクをした
アクエリアスはレオに戻ってしまった
レオ《裏切りは許さんぞリブラ…!!覚えておくがいい…!!》
レオは去った
弦太郎《いなくなったか…》
リブラはスイッチを切った
弦太郎《何がどうなってるんだ校長!》
速水「……さっきは嘘をついて悪かった。一刻も早く彼女たちを逃がしたかったんだ」
弦太郎《え…?》
蘭「あんたがハルにスイッチを渡したんですか…?」
速水「…あぁ」
ユウキ「あ…!ちょっと蘭ちゃん!!」
蘭は速水に向かって走り出した
蘭「このー!!!」
蘭は速水を合気道で投げ飛ばした
弦太郎《蘭やめろ!!》
蘭は速水から手を離した
速水「相変わらず血の気の多い子だ…。だが今は自分の心配をした方がいい。君が最後のホロスコープスだ」
「「「『!!』」」」
速水「君こそピスケス、魚座のゾディアーツだ」
弦太郎《蘭がピスケス…!?》
弦太郎は変身を解いた
速水「そうだ。だが心配するな。私は何としても君たちを守る。12個のスイッチが揃うと、私の命も危ないのだから…」
弦太郎「自分の命を守るために…仲間を裏切ったってことか…!?」
速水「…その通りだ。私は我が身を守るためなら何だってする。…こうなったら君たちに全てを話す。一緒に戦ってくれ」
ユウキ「そんなこと言ったって…!校長先生がリブラで…生徒たちをゾディアーツにしてたんですよね…!?」
速水「…信用されないのはわかっている…」
弦太郎「…信じる!!」
ユウキ「え…?」
弦太郎「あんたは必死だ。言ってることは信用できねぇが、必死で蘭とを守ろうとしてる。その態度は信用できる。今日からあんたも、俺のダチだ!」
弦太郎は手を差し出した
速水は少し悩み、弦太郎と手を合わせようとした
賢吾《待て如月》
バガミールから賢吾の声が聞こえた
賢吾《今の話しは聞いた。信じるに至る情報がほしい。速水校長、あなたたちのボス、サジタリウスの正体は誰だ》
速水「サジタリウスの正体は…我望光明だ」
「「「『!!』」」」
弦太郎「そんな…!!」