第45章 ☆双･子･明･暗

「賢吾くんを出し抜いてアメリカに行きたい。学校中を宇宙空間にしたい。邪魔な会長や仲間たちを苛めてやりたい!あはははははっ!!」

ユウキ「嘘…!私そんなこと望んでない!!」

「それをする度…私はどんどん濃くなっていく…!!」

白い仮面を被った女の子の顔がユウキの顔に変化した

『!!』

ユウキ「あ…!!」

「もうすぐあなたの物…ぜーんぶ貰うよ…!!宇宙への夢も、友達も!癖も…思い出も…未来も…!!!」

女の子は白い仮面に戻った

「そして存在の薄い方が消える…。あなたがね!!あはははっ!!」

『ふざけないで…!!!ユウキは消えない!!偽者のあんたなんかに負けるわけない!!!』

はオリオンを放った

「きゃっ!!」

『ユウキは私が守る』

ユウキ「…」

「あなたキラーい!!」

偽者はの肩を押した


ﾀﾞﾝｯ!!!


『…っ!!!』

ユウキ「!!!」

『何…この力…っ…』

「あはははははっ!!」

弦太郎「あ…!!」

『弦太郎く…ん…っ?』

「あー!!来た来た!!あははははっ!!」

「「「「!!」」」」

ユウキ「こいつが偽者だよ!!」

「あははは!!!」

偽者はスイッチを押した


ｽﾞｷｯ…!!


『い…った…!』

ｼﾞｪﾐﾆ《まったねー!!!バイバーイ!!!》

ジェミニはユウキの部屋の窓から逃走

弦太郎「!!」


《３･２･１》


弦太郎･流星「変化!!!」

２人もジェミニを追った

賢吾「大丈夫か!?２人とも!」

『私は…平気…。ユウキ大丈夫…?』

ユウキ「うん…」

たちも弦太郎たちの後を追いかけた

賢吾「如月!!足止めして攻撃しろ!」

弦太郎《あぁ!わかった!》

フォーゼはランチャースイッチでジェミニを攻撃

ランチャーはジェミニに当たり、網に絡まる

ｼﾞｪﾐﾆ《うぅ～!!》

ユウキ「早くやっつけて!そいつ…変なこと言ってた…!そいつも私だって…!もうすぐ私が消えちゃうって…!」

弦太郎《何だって!?》

流星《これで決めるぞ!》


ﾄﾞｶｧﾝｯ!!!


メテオストームにチェンジしようとしたが、誰かに攻撃された

弦太郎《うわっ!!》

『盾座!!』

ジェミニが攻撃できるはずがない

『サジタリウス…!!』