第45章 ☆双・子・明・暗
ユウキ「最初に私を疑ったのは弦ちゃんだよ!!!それに…昔からの友達もちょっと怪しくなってきた…!大事なことも忘れちゃうしね!!」
ユウキは縄をほどくと、ラビットハッチを飛び出した
弦太郎「おいユウキ!!」
『ユウキ!!!』
はユウキを追いかけた
『待ってユウキ!!』
ユウキ「…」
『大丈夫だよ!私たちが絶対に犯人見つけるから!』
ユウキ「だけだよ…私を信じてくれてるの…」
『そんなことない!!みんなユウキが心配なんだよ…!』
ユウキ「でも…疑ってるじゃん…。だけが最初から信じてくれてた」
『ユウキ…』
ユウキ「家…寄ってく!?」
『え…?』
ユウキを追いかけていたら家の前に着いていたらしい
『じゃあ…』
ガチャッ…
ユウキ「ただいま…」
『お邪魔します…』
ユウキの後をついて行った
「フラ~ンス料理~♪」
コスプレしてる父親を発見
「フレンチ~♪ハレンチ~♪オレンジ~♪俺ん家!?」
コスプレしてる母親も発見
ユウキは呆れたように二階に行った
『あ、お邪魔しますっ!!』
両親に頭を下げてユウキの後を追った
ガチャッ…
『ここがユウキの部屋?』
ユウキ「うん」
しかし
ユウキ「え…!?」
部屋はグチャグチャになっていた
ユウキ「泥棒!?」
『酷い…!こんなグチャグチャに…』
「あはは…あははははっ…。お帰り…あはははっ…!」
ユウキの部屋の机に人影が
白い仮面を付けた少女が
『ユウキ…!下がって…!』
コヨミはユウキを庇うように立った
ユウキ「あ…あ…!!あなたね…!私の偽者!」
「偽者じゃないよぉ~!私も城島ユウキ。私は影…。あなたは光。でも…ホントは同じ…!」
ユウキ「意味がわかんない…!」
「私たち、2つに分かれたんだよぉ!あなたにはその時の記憶が無いだけ…。あなたは今朝、ゾディアーツスイッチを押した…!」
『!!…ユウキが…!?』
「そして…ジェミニが生まれた…!!あはははっ!!あはははははっ!!」
『!!』
「私はあなた…。だから、あなたが普段抑えてる黒い欲望を叶えてあげたの!」
ユウキ「嘘…!」