第43章 ☆射･手･君･臨

弦太郎たちは特訓をした場所へ来ていた

目の前には昨日使った壺が

弦太郎「来たなタチバナさん」

上からタチバナさんが現れた

ﾀﾁﾊﾞﾅ「本当に待っていたとはね…」

弦太郎「きっと来るって思ってたぜ!」

ﾀﾁﾊﾞﾅ「いいだろう。続きをやろう。この壺を壊してみろ」

タチバナはスイッチを押した


ｽﾞｷｯ…!


『…っ!』

賢吾「大丈夫か…?」

『うん』

ﾀﾁﾊﾞﾅ《ただし…本当に命懸けだぞ》

弦太郎「上等だ!本気でやりあって本音がわかる」


《３･２･１》


弦太郎「変身!!」

弦太郎はフォーゼに変身

弦太郎《宇宙キターーー!!!仮面ライダーフォーゼ!本気で特訓、やらせてもらうぜ!!》

『私も…!』

ﾀﾁﾊﾞﾅ《お前はいい。それ以上強くはならない…。今のままではな》

『どういうことですか…?この前も…完全体じゃないとか…』

ﾀﾁﾊﾞﾅ《いずれわかる》

ヴァルゴはフォーゼに襲いかかった

特訓が始まった

しかしタチバナとは違い、ヴァルゴの攻撃力は圧倒的だ

フォーゼはさまざまなスイッチで対抗するが、全ての攻撃を跳ね返される


ﾄﾞｫﾝｯ!!!


弦太郎《うわぁぁぁぁぁぁっ!!》

賢吾「如月!!」

『弦太郎くん!!』

フォーゼは近くにあった廃工場に飛ばされた

弦太郎《あんた確かに…ホロスコープスだ…。だけど…いい人だな》

ﾀﾁﾊﾞﾅ《何だと…?》

弦太郎《この特訓は…本気で俺を…フォーゼを強くしようとしてる。それに…流星や友子だって…生きてるんだろ?》

ﾀﾁﾊﾞﾅ《……友情など捨て去れ!!!》

ヴァルゴはフォーゼを攻撃する

ﾀﾁﾊﾞﾅ《仲間を信じれば裏切られる!!己の心の弱さが募るだけだ!!》

弦太郎《そんなことねぇ!!絆は…力をくれる!!》

ﾀﾁﾊﾞﾅ《人間の絆など…強大な力に必ず屈する…!!私がそうだった…!!》

弦太郎《何…?》

『え…?』

ﾀﾁﾊﾞﾅ《仲間を捨て去り…そのことに悩んだ…!!だがそれを乗り越えた時…この力を手に入れたのだ!!!》

ヴァルゴはフォーゼを攻撃したが

フォーゼはそれを受け止めた

ﾀﾁﾊﾞﾅ《!!》