第43章 ☆射･手･君･臨

弦太郎《ヴァルゴーー!!!!》

しかしリブラが邪魔をする

ﾀﾁﾊﾞﾅ《リブラ!行くぞ》

リブラとヴァルゴは消えた


弦太郎「タチバナさんがヴァルゴだったなんて…」

賢吾「何がコズミックになる特訓だ!!朔田までダークネビュラに…。危うく君までやられるとこだった」

弦太郎「……………」


ﾌﾞｫｯﾌﾞｫｯ!


『…?…これ…!』

弦太郎「どうした?」

ホルワンコフがメテオのストームトッパーを見つけた

弦太郎「流星…?」

『これが動いてるってことは…まだ…!!』

生きてる…!!


―――翌日･ラビットハッチ―――


賢吾「ダメだ…。今の俺には…お前１人の力でコズミックステイツになる方法は見当もつかない…」

弦太郎「そうか。まぁ食え!何か食わねぇと持たねぇぞ。も!」

賢吾「あぁ…」

『うん…ありがとう』

弦太郎「よし、腹も膨れたし!特訓の続きにでも行くか!」

賢吾「!!…特訓ってまさか…!」

弦太郎「そう、タチバナさんとの特訓だ!まだ終わってねぇだろ!あれをやりきれば、あの人ともダチになれるし…を守れる」

『弦太郎くん…』

賢吾「君のバカはブラックホール級だな!!彼はヴァルゴゾディアーツだ!!友達になんかなれるわけがない!!なる必要もない!!」

弦太郎「いや、ダチになれるし、むしろならなきゃならねぇ!!」

賢吾「奴は、朔田も野座間も消し去った敵の幹部だぞ!!」

弦太郎「流星は生きてる。これがその証拠だ」

テーブルの上にはストームトッパーが

弦太郎「アストロスイッチは使ってる人間の気持ちに答えてくれる。こいつが回ってるってことは、流星の心がまだ消えてねぇ証拠だ」

賢吾「そうか…。確かにその通りだ」

弦太郎「友子も同じだ」

弦太郎は賢吾からコズミックスイッチを取った

弦太郎「こいつからあいつの気持ちが感じられる。ヴァルゴは２人を消してはいない」

賢吾「地獄まで付き合うぞ。如月」

弦太郎「地獄なんかには付き合わせねぇよ。俺がいる限りな」

賢吾「はどうする」

『私…?』

弦太郎「無理はすんな。行きたくないなら行かなくていい。お前は俺が守るからよ!」

『…行く。私も』

賢吾「…」

『気になることがあるの…』