第42章 ☆部・活・崩・壊
―――夕方―――
ライダー部は屋上に集まっていた
流星「どうだった」
ユウキ「やっぱり友子ちゃん…家にも帰ってないって…」
弦太郎「お袋さん心配してたよ…」
隼「もう3日…音沙汰なしか…」
3日前から友子が行方不明になっていた
美羽「嫌なことは考えたくないけど…」
ジリリ、ジリリ、ジリリ
賢吾のパソコンが鳴った
みんなは急いでパソコンを囲む
賢吾「タチバナさん…」
画面にはタチバナさんの姿が
タチバナ《野座間くんはホロスコープスに襲われた可能性が大きい…》
流星「でも…なぜ友子ちゃんが…」
タチバナ《野座間くんだけではない…。これからは…君たち1人1人がターゲットになると思っておいた方がいい…》
「「「「『!!』」」」」
タチバナ《敵の計画は最終段階に入った…。フォーゼとメテオ…星の姫と…スイッチ開発の歌星くん以外は…手を引いた方がいい…》
弦太郎「友子のことも見捨てておけねぇ。必ず俺たちで見つけ出す」
タチバナ《今までのようにはいかない…》
賢吾「コズミックステイツはみんなの絆の力だ」
タチバナ《そうだったな…。だったら…如月くん1人でコズミックになる方法を考える必要がある…》
賢吾「話が逆だ」
タチバナ《君たちに忠告しておこう…。友情は…危険だ》
弦太郎「友情が…危険…?」
タチバナ《あぁ…。友情はその甘さ故に道を見誤る…。全員死にたくなければ…よく考えたまえ…》
プツンッ…
通信が切れた
弦太郎「友情が危険だ?冗談じゃねぇ。俺がダチになって、タチバナさんにも友情の絆を教えてやる」