第4章 ☆女・王・選・挙
会場はゾディアーツのせいで生徒達が騒いでいた
美羽「さぁ音楽を!パフォーマンスを続けるわよ」
『美羽さん…』
やっぱり美羽さんはすごい…
あたしの尊敬できる人…
ザザッ…ザッ…
《こんなペンダントあり得ない!!私が付けられると思ってるの!?》
モニターの映像が切り替わって美羽の映像になった
ザワザワザワザワザワ…
《字が汚くて読めないわ…!》
「あたしの手紙!!」
映像の美羽はその手紙を破き捨てた
《ヤダもう…!!》
「俺のDVD!!」
映像の美羽はDVDを割って捨てた
生徒達は美羽に向かってブーイングを浴びせた
美羽「ちょっ…ちょっと待ってこれは…!!」
《ホント天高の生徒って最低よね》
《最低よね》
《最低よね》
「ふざけんなよ!!!」
「帰れよ!!!」
美羽はただステージで呆然と立ちすくんでいた
『美羽さん…!!』
どうすればいいの…?
みんなのブーイングは
鳴りやむことはなかった