第39章 ☆勝・者・決・定
ガチャッ!
弦太郎が戻ってきた
速水「さぁ、最終候補者を発表しよう。6名が選ばれ…最後の三次試験に挑める。まず、エリーヌ須田くん。歌星賢吾くん。杉浦雄太くん。くん。村上涼くん。そして…城島ユウキくん」
エリーヌ「!!」
ユウキ「…………」
ユウキは呼ばれていないと勘違い
弦太郎「ユウキ。受かったぞ」
ユウキ「え…!う、う、う、受かったぁ!?」
バンッ!!
エリーヌ「賢吾や雄太やや涼ならわかる!!宇宙に行くに相応しい!!でもユウキはダメ!!私のプランを妨害したんだよ!?」
速水「厳正なる審査の結果だ」
エリーヌ「そんなの納得いかない!!!」
速水「彼女には宇宙飛行士にとって大切なものがあったということだ」
エリーヌ「納得いかない!!!」
エリーヌは部屋を出ていった
弦太郎「エリーヌ!!」
今日は解散になった
――――――
―――翌日―――
合格者はある山に集められた
最終試験はサバイバルレース
賢吾とエリーヌ
ユウキと杉浦
と涼のペアになった
日向「2人ペアで約10kgの重量装備を背負い、時間内に指定のポイントにたどり着いた者がクリアとなります」
ユウキ「え…!ここ渡るの…!?」
たちの目の前には老朽化した吊り橋が
日向「地球への帰還時でも、宇宙飛行士はどこに落ちるかわからない。君たちの…極限状態での対応が試されます」
ユウキ「怖い…怖い…!あ、そうだ、橋という時を手のひらに書いて……漢字わかんないよー…!ひらがなでいいや…!」
杉浦「落ち着いて、城島くん」
『緊張してきたなぁ…』
涼「大丈夫だよ。一緒に頑張ろう!」
『うん!』
賢吾「君とのチームで心強い。よろしくな、エリーヌ」
エリーヌ「………………」
エリーヌはユウキを睨んでいた
日向「では…頑張ってください!」
ピー!!!
スタートの笛が鳴った
みんなは一斉に橋を渡り始める
あまりにも不安定な橋はぐらぐらと揺れる
『きゃっ…!』
涼「大丈夫??僕に掴まって」
『あ、ありがと…!』